頭のゴミを捨て、鼻をへし折れ。
私は凝り固まった頭と体があった。
「こうじゃないといけない!」
という、ある意味一つのテンプレートのようだった。
19歳GKコーチの勘違いから始まったGKコーチ人生
19歳でGKコーチになって、私は勘違いをしていた。
選手からコーチになったことで、自分は優越感に浸っていたのだ。
しかしながら、日本の風習として仕方がないのかもしれない
むしろそうしなければ社会から無視をされるかもしれない。
そう思っていた・・・かもしれない。
今行われている何かを同じ方向を向いていかなければならない。
そう感じた部分があった。
背中を追ってくれるGKコーチを想像してきた
だからなのか。
それが日本の風習といえばそれまでだ。
そういった風習がある中、大学中退時にGKコーチを仕事にするという結果を残すことへの決断。
私が結果を出せば、後から私の背中を追ってきてくれる人が出てくると思った。
今では多くのGKコーチとともにポジティブに毎日を送ることができている。
学べば学ぶほど偉くなった気分になってないか?
学べば学ぶほど頭がいっぱいになる。
何かを学べばパンクする。
アイデアって意外とシンプルなことが多い。
学ぶことで【大きくなった】=【偉くなった】と過信する自分。
でも、現実とかけ離れていくとも言えるだろう。
結局のところ、現実から自分を引き離す要因は自分なのだ。
アップデートが必要な中でのマインド設定
じゃあ学ぶなってこと?
いや、そんなことは言っていない。
常にアップデートが必要だ。
世界が進化し、日本も進化していく。
その進化についていくためにはアップデートが必要だ。
私が言いたいのは、その過信部分を捨ててほしいと思っている。
好きな人・嫌いな人、様々な人がいる。
でも、嫌いな人だから人の話を聞かないのか?
いや、それはもったいない。
嫌いな人=良いことを言わない。
ではないのではないか?
コミニュケーションの優先は【聞くこと】
私は全ての人の話を聞きたいと思っている。
コミュニケーションの基本は言うことではない。
聞くことから始まる。
だから私はゴールキーパーの悩みや知りたいことを聞く。
ゴールキーパーコーチの今後の人生設計などを聞く。
鼻はへし折ってナンボ
まず、その高いプライドとなっている鼻をへし折ろう
骨折した骨は太く丈夫になっていく。
だったら、頭のゴミを捨ててもっと自分の鼻を自分でへし折るんだ。
どんどん太く、強く、そして未来への道が拓けてくると思わないか?
私は常に鼻を折るよ。
そして、自分の背中を見て行動をする人を手助けをする。